ネット依存症の原因

ささいなことがきっかけになる

 ネット依存症の原因について紹介します。ささいなことがきっかけでネット依存症になってしまいます。

 

友人に誘われて

 友達と同じことをして盛り上がりたいという思いや、誘いを断ったら仲間はずれにされるのではといった思いから、SNSやゲームに参加する人がいます。最初はみんなやっているからなんとなく遊んでみるのですが、だんだんのめり込み、抜け出せなくなってしまいます。

 

子や孫を喜ばせたいと思って

 親や祖父母が子供の喜ぶ顔が見たくて、せがまれるままにスマホやパソコンをプレゼントしてしまいます。これがネット依存症のきっかけになるとは思いもよらないのです。
 また、子供から「スマホがないと友達がいなくなる」と言われて仕方なく買ってしまうケースも多くあります。

 

現実逃避

 仕事のストレス、さびしさといった現実から逃げ出したくて、ネットにはまっていく人もいます。

 

暇つぶし

 時間を持て余したのでなんとなくスマホやパソコンでSNSやゲームを始めたというケースもあります。

抜け出せなくなる

 ネット依存症になる人は次のような経験からだんだんネットから抜け出せなくなります。きっかけはささいなことでも、だんだんと泥沼にはまってしまうのが怖いところです。

 

強い敵を倒すなどの成功体験

 長い時間プレイするほどレベルが上がっていき、より強い敵を倒したり、難しい条件をクリアできるようになったりします。この達成感があるのでやめられなくなっていきます。

 

孤独感が減っていく

 友達が欲しくてネットを始める人もいます。たしかにSNSやゲームをすれば友達とつながりやすくなります。しかし、やめてしまうと友達がいなくなるのではという恐れを感じる人も多く、それが原因で依存症になってしまう人もいます。

 

ネット上でのアイデンティティや責任感の確立

 ゲームはチームプレイなので、自分がやらないといけないという責任感が生まれます。迷惑をかけられないので生活を犠牲にしてもゲームをしないといけなくなります。

 

ケータイよりもスマホの方が依存しやすい

 処理速度の早さ、アプリの便利さ、サービスの充実などのさまざまな理由から、スマホは従来のケータイ(フィーチャーフォン)より依存しやすいとされています。

ささいなことがきっかけになる-ネット依存症の原因関連ページ

企業側の工夫
ネット依存症の原因として企業側の努力もあります。工夫をこらしてユーザーを飽きさせません。
ネット依存症になりやすい人
ネット依存症になる人にはある程度の傾向がみられます。