ネット依存症は再発することが多い
ネット依存症は再発する割合が高い病気です。
ネット依存症が再発する要因には、例えば次のようなものがあります。
- パソコンには向かう時間はかなり減ったが、スマホを常時手放さなくなった。
- ゲームはやめられたが、しばらくすると、ネットサーフィンをするようになってしまった。
- ネットの使用時間が減ったが、徐々に増えてきた。
- 新しいゲームが発表されて手を出さずにいられなくなった。
- 大学生になったら時間に余裕ができて、またネットにハマり始めた。
ネット依存症から回復しても、本人はまた依存してしまうのではないかと不安でいます。再発しないためには、本人の強い気持ちが大切です。将来のこのままでいいのだろうかなど考えてみるとよいでしょう。
また、家族の支えも大切です。いったん回復したからといって油断せずに再発の防止に努めましょう。
アカウント自体を削除すると再発しにくくなる
ゲームやSNSのアカウント自体を削除すると、急激に興味を失うこともあります。また、再開するのが面倒になるという効果もあり、再発がしにくくなります。
ネット依存症は再発することが多い関連ページ
- ネットを最優先にする
- ネット依存症の方は、何よりもネットを最優先にするという症状がみられ、そのせいで学業や仕事がおろそかになってしまいます。
- 日常生活の破綻
- ネット依存症の方は、時間の感覚がなくなるほどネットゲームなどに夢中になり、本来人間がしなければならない事を放置してしまいます。その非人間らしさから”廃人”と呼ばれてしまったりもします。
- 精神症状が現れる
- ネット依存症の方は様々な精神症状に悩まされます。重症化することも少なくありません。
- 身体症状が現れる
- ネット依存症の方には様々な身体症状が現れます。寝ない、食べない、動かないといった健康とは真逆の生活を続けるので、ネット依存の習慣をやめない限り改善しません。
- 死に至ることも
- ネット依存症が原因で死に至ることもあります。その例を紹介します。
- 昼夜逆転
- ネットの世界は深夜がもっとも白熱しやすく、そのためにネット依存症の人は、昼夜逆転の生活が当たり前になってしまいます。
- 犯罪につながることも
- ネットの落とし穴にハマり、犯罪につながってしまうこともあります。
- ネット依存症になって失うもの
- ネット依存症になるとたくさんの大切なものを失います。
- LINE疲れ
- 若い世代を中心に爆発的に広まったLINEですが、やりとりに疲れてしまう”LINE疲れ”が現れる人もでてきました。