ネット依存症の症状

ネット依存症の症状

 インターネットの普及とともに生活はどんどん便利になっていきました。しかし、その反面、一昔前には予想だにできなかった様々な問題が表出してきました。SNSでのいじめ、ネットによる出会いが招いた殺人、スマホに夢中で事故死などはその最たるものです。

 

 ネット依存症はネットに夢中になりすぎて日常生活に支障が出てきてしまう症状です。ネットを道具として使うのではなく、振り回されるようになってしまうとネット依存症になってしまいます。

 

 ここではネット依存症の症状を紹介します。

ネット依存症の症状記事一覧

ネットを最優先にする-ネット依存症の症状

 ネット依存症の方は、何よりもネットを最優先にするという症状がみられ、そのせいで学業や仕事がおろそかになってしまいます。 ネットで遊んだり、気分転換したりするのはよいのですが、あまりに夢中になって本業に悪影響が出てくると問題です。学校よりネットを優先する 学校よりネットを優先してしまう現象は、高校生...

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日常生活の破綻-ネット依存症の症状

 ネット依存症の方は、時間の感覚がなくなるほどネットゲームなどに夢中になり、本来人間がしなければならない事を放置してしまいます。その非人間らしさから”廃人”と呼ばれてしまったりもします。食事をしない 食べている時間ももったいないと思ってしまうほど、ネットに夢中になってしまいます。1日何も食べなかった...

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精神症状が現れる-ネット依存症の症状

 ネット依存症の方は様々な精神症状に悩まされます。重症化することも少なくありません。 ネット依存症で現れる精神症状には次のようなものがあります。抑うつ感常にイライラしている気力の低下キレやすいひきこもり劣等感注意すると”逆ギレ”することも 注意すると、家を飛び出してネットカフェにいってしまったり、部...

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身体症状が現れる-ネット依存症の症状

 ネット依存症の方には様々な身体症状が現れます。寝ない、食べない、動かないといった健康とは真逆の生活を続けるので、ネット依存の習慣をやめない限り改善しません。 ネット依存症で現れる身体症状には次のようなものがあります。眠いだるい頭痛疲れやすい眠れない息切れ吐き気肩こり目の疲れ腱鞘炎食べないため栄養不...

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死に至ることも-ネット依存症の症状

 ネット依存症が原因で死に至ることもあります。その例を紹介します。ロングフライト血栓症 ネットゲームを86時間続けたために死亡したという事件が韓国でありました。ロングフライト血栓症が原因とみられています。水分をとらずに同じ姿勢を続けると、下肢の静脈に血栓ができることがあります。これが血流に乗って肺に...

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昼夜逆転-ネット依存症の症状

 ネットの世界は深夜がもっとも白熱しやすく、そのためにネット依存症の人は、昼夜逆転の生活が当たり前になってしまいます。 昼夜逆転は特に多人数参加型ゲームにハマっている人に多くみられます。 夜11時頃~深夜2時頃は参加人数も多く、最も盛り上がりやすい時間帯です。この時間帯を過ぎても勢いに乗って明け方ま...

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犯罪につながることも-ネット依存症の症状

 ネットの落とし穴にハマり、犯罪につながってしまうこともあります。被害者になることもあれば、加害者になってしまうこともあります。被害者になってしまうケースワンクリック詐欺にあってしまう。メールやサイトのリンクをクリックしただけでお金を請求される。不審なメールは開かず削除すること。自分の個人情報を流出...

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ネット依存症は再発することが多い

 ネット依存症は再発する割合が高い病気です。 ネット依存症が再発する要因には、例えば次のようなものがあります。パソコンには向かう時間はかなり減ったが、スマホを常時手放さなくなった。ゲームはやめられたが、しばらくすると、ネットサーフィンをするようになってしまった。ネットの使用時間が減ったが、徐々に増え...

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ネット依存症になって失うもの

 ネット依存症になるとたくさんの大切なものを失います。例えば次なようなものを失います。健康お金配偶者リアルの友達普通の生活仕事恋愛成績貴重な時間 上記のようなものを失う一方で、得られるものといえば、楽しかったという記憶やネット機器を操作する技術くらいのものです。ネット依存症にならないためには、このあ...

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LINE疲れ

 若い世代を中心に爆発的に広まったLINEですが、やりとりに疲れてしまう”LINE疲れ”が現れる人もでてきました。 これまでもSNS疲れというものが問題になっていました。しかし、LINEの場合はメッセージのやりとりがさらに多くなる傾向にあります。そのため、人間関係やメッセージの内容に神経をつかいすぎ...

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