本人ができること

本人ができること

 ネット依存症の克服に向けて、本人ができることがあります。アメリカの心理学者キンバリー・ヤングが提唱した自力でネット依存症から回復する方法を紹介します。 

 

ネットの使用時間を知る

 まずは自分がどのくらいネットに時間を使っているかを知りましょう。行動記録をつけても良いですし、単に毎日のネット使用時間を手帳などに書いていっても良いです。ネット使用時間を目の当たりにし、あまりの長時間に驚くこともあります。

 

自分が失っているものを知る

 ネット依存症による損失を認識しましょう。ネットに使っている時間のために、削っている事を書き出してみましょう。本当はやりたかったけどできなかった事があったりして、衝撃を受けることもあります。衝撃が多い順にランク付けすると問題意識が芽生えやすくなります。

 

きっかけを探す

 自分がネットにハマったきっかけを探しましょう。対処できる原因なら解決しましょう。

 

スケジュールを作る

 1日のスケジュールを作りましょう。ネットの使用時間も決めて書き込みましょう。ネットの使用終了時刻に目覚まし時計やアラームをセットして、対処するという方法も有効です。

本人ができること-ネット依存症の克服に向けた対策関連ページ

家族の対応のポイント
ネット依存症の方をかかえる家族はとても心配だと思います。本人を直接的な言葉で非難してはいけませんし、もちろん放ったらかしもいけません。家族の対応のポイントを紹介します。