ネット依存症の症状

精神症状が現れる

 ネット依存症の方は様々な精神症状に悩まされます。重症化することも少なくありません。

 

 ネット依存症で現れる精神症状には次のようなものがあります。

  • 抑うつ感
  • 常にイライラしている
  • 気力の低下
  • キレやすい
  • ひきこもり
  • 劣等感

 

注意すると”逆ギレ”することも

 注意すると、家を飛び出してネットカフェにいってしまったり、部屋に閉じこもったりして”逆ギレ”する人もいます。また、暴言や暴力につながることもあります。

コミュニケーションに問題が現れる

 ネットに依存していると、自分が何でもできると錯覚してしまう人もいます。そうすると、人間関係においても自分本位になってしまい、どこか相手を見下すようになってしまいます。その結果、人が遠ざかってしまうことも少なくありません。

精神疾患を発症することも

 重症化すると自傷行為や幻覚・幻聴といった、うつ病や不安障害、統合失調症などの精神疾患に近い症状が現れるようになります。

 

 特にうつ病はネットに限らずさまざまな依存症で併発することの多い病気です。ネットをやめなくてはいけないけどやめられない。そんな自分が嫌になり、自分を責め、うつ病になってしまいます。うつ病を併発した場合はうつ病の治療も同時に進めていきます。

精神症状が現れる-ネット依存症の症状関連ページ

ネットを最優先にする
ネット依存症の方は、何よりもネットを最優先にするという症状がみられ、そのせいで学業や仕事がおろそかになってしまいます。
日常生活の破綻
ネット依存症の方は、時間の感覚がなくなるほどネットゲームなどに夢中になり、本来人間がしなければならない事を放置してしまいます。その非人間らしさから”廃人”と呼ばれてしまったりもします。
身体症状が現れる
ネット依存症の方には様々な身体症状が現れます。寝ない、食べない、動かないといった健康とは真逆の生活を続けるので、ネット依存の習慣をやめない限り改善しません。
死に至ることも
ネット依存症が原因で死に至ることもあります。その例を紹介します。
昼夜逆転
ネットの世界は深夜がもっとも白熱しやすく、そのためにネット依存症の人は、昼夜逆転の生活が当たり前になってしまいます。
犯罪につながることも
ネットの落とし穴にハマり、犯罪につながってしまうこともあります。
ネット依存症は再発することが多い
ネット依存症は再発する割合が高い病気です。
ネット依存症になって失うもの
ネット依存症になるとたくさんの大切なものを失います。
LINE疲れ
若い世代を中心に爆発的に広まったLINEですが、やりとりに疲れてしまう”LINE疲れ”が現れる人もでてきました。